12月15日記
12月6日のNHKスペシャルで放映された「調査報告介護危機 急増無届け介護ハウス」は大きな反響があったようです。これを受けて、12月14日放送のNHKラジオ第一 先読みニュースで特集で解説とコメントのため出演しました。この内容は下記のサイトで1ヶ月の間視聴可能です。
http://www.nhk.or.jp/hitokoto/
上記をクリックし、「今週の放送内容」で12月14日(月)のタブをクリックして、特集の「このコーナーを聞く」をクリックすると当日の放送内容が再生されます。
内容の紹介です。
先読み夕方ニュース
NHKラジオ第一 12月14日 “無届け介護ハウス”の実態と背景に潜む問題
法律で義務付けられた届け出をせずに、空き家や学校などに高齢者を入居させ介護などのサービスを提供する、
いわゆる「無届け介護ハウス」が、全国に少なくとも1900件あまりもあることが、NHKの取材でわかりました。
特別養護老人ホームには空きがなく、年金では有料老人ホームの高額な費用は払えないなど、
行き場をなくした高齢者の受け皿となっている実態があります。
しかし、行政の指導やチェックが行き届かず、届け出に必要な設備が整っていないため、
高齢者の安全が脅かされるおそれがあるとも指摘されています。
この問題について、塩崎厚生労働大臣は今月、
「都道府県と連携して実態の把握に努めるとともに、事業者に対して届け出を促していきたい」と述べました。
また、介護職員の不足で、ベッドを整備しても受け入れができない特別養護老人ホームなどもあることから、
介護の現場で深刻な人手不足解消への対策を強化する考えも示しました。
無届け介護ハウスの問題に解決法はあるのか、安心して老後を過ごすためには
どんな社会を目指せばいいのか、専門家を迎えて展望します。
みなさんは、無届け介護ハウスの存在をどう考えますか?
老後をいきいきと過ごすためにはどんなことが必要だと感じますか?
出演:高橋 紘士さん(高齢者住宅財団 理事長)