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増田レポートへのコメントと東京都での地域包括ケアの研究会

7月10日

今日の朝日新聞朝刊の耕論に増田寛也氏、水無田気流さんとともインタビュー記事が掲載されました。

私は、増田レポートの予測の批判を中心に、結局、地域での現場の実践しか危機を回避する道はないということを主張しました。

http://www.asahi.com/articles/DA3S11850670.html

丁度、一昨日、東京都で、「福祉先進都市・東京の実現に向けた地域包括ケアシステムの在り方検討会議」の第1回の会議が桝添知事も出席して開催されました。

私は座長を務めることになりましたが、ゲストスピーカーとしてプレゼンをされた長谷川敏彦さんが、現状を引き延ばした予測(フォアキャスティング)ではなく将来像を描きそこから現在なすべきことを探るべき(バックキャスティング)と述べられました。この視点が重要で、過去から引きずったものの見方では危機にみえるかもしれないが、新し社会像を描いてみると、この事態は世界のどこも経験したことのない事態に対処するためのチャンスであるということを痛感しました。

この会議のことは改めて。